ウェディングプランナーの結婚式講座

現役ウェディングプランナーが結婚式のことを紹介するブログです。

ウェディングプランナーが教える仲良く結婚式当日を迎えるための準備

新郎の手に手を添える新婦

結婚式の準備ってなんだか決めることが多くて大変そう! 

人生の一大イベントにわくわくする反面、知らないことが多くてちゃんと準備できるのかと不安を抱えるもあります。
新郎がなにもしてくれないとケンカになったり、夢が膨らみ金額も見積もりよりも高くなってしまった!と焦ることも。

意見の不一致は両家間のトラブルにつながる原因にもなります。

結婚式はふたつの家族がひとつになる大切な一日なのです。
そのためにもトラブルなく円滑に打ち合わせをすすめたいものです。
ウェディングプランナーが仲良く結婚式当日を迎えるための準備について紹介します。

親御様の協力体制の確認

シニア夫婦

大切に育てた子供の結婚は親御様にとっても喜ばしいことです。

  • 子供のためにお金の面で協力してあげたい
  • 知ってる知識を教えてあげたい

これは当然の親心です。

親御様がいろんな面で協力してくれることで新郎新婦の負担が減るのも事実です。

そこで、親御様にぜひ一緒に参加してほしい打ち合わせについて紹介します。

衣裳選びに参加してもらおう!

たくさんのドレス

衣裳選びは2人だけに任せておけないと感じる親御様が多いようです。
最近は友達感覚で子供に接する親御様も多く、娘の衣裳を一緒に決めたい、自分の意見も言いたいと衣裳合わせの日を心待ちにしているのです。

実際、新郎新婦だけで衣裳を決定した場合も、家に帰って親御様に写真を見せた結果、選び直しになることが非常に多いのです。

親御様がオーディエンスとして衣裳合わせに参加することで、コーディネーターは親御様の意見の伺うことができ、両者のことを考えながら提案できます。
親御様も納得できるコーディネートが完成することで、新郎新婦もみんなの意見で決めれたことに安心します。
ぜひ、衣裳選びに参加してもらいプロのアドバイスを聞きながら2人に似合う衣裳を一緒に選びましょう。

料理と引出物の打ち合わせに参加してもらおう!

上品な料理

料理と引出物はゲストに対しての「おもてなし」の項目です。

結婚式に限らず、料理やギフトに関して、親御様は人生経験が多いい分、新郎新婦よりも物知りです。

また、親族ゲストの引出物に関しては親族間のお祝い事の取り決めなどがあったりもするので親御様に考えてもらう方が安心なのです。
多くの親御様世代はとにかく見栄えを気にして豪華に!と結婚式にお金をかけていた時代背景があります。
上司や親族などゲストの年齢層が高めの場合、親御様と似た考えをもった方が多いことになるので、親御様の意見はとても参考になります。

ただ、近年の結婚式のおもてなしは「量より質」を重視する傾向が多く、昔のように大きな袋に入った大量の引出物を用意する新郎新婦はほぼいないのが現状です。

ウェディングプランナーのアドバイスと親御様の意見を反映させることにより、両家にとって後悔しないおもてなしを実現することができるでしょう。

前撮りに参加してもらおう!

和装ではにかむ花嫁

前撮りに参加してもらう理由は、ずばり「親孝行」です。

結婚式当日はゲストをお出迎えしたり、ご挨拶をしたり、披露宴の際はお酌にまわったりと、新郎新婦以上に親御様はゲストへのおもてなし役を担い大忙しです。
そのためゆっくりと子供の晴れ姿を見たり、一緒に写真を撮ったりする時間を確保するのは難しいのです。
だからこそ、前撮りに参加してもらうことでしっかりと子供の晴れ姿を確認し、結婚の決心がついたとおっしゃる親御様も多いのです。
実際、最近の前撮りは新郎新婦の記念としてや、当日に向けてのヘアメイクや衣裳のリハーサルを兼ねるのはもちろんですが、両家の家族で楽しむイベントのひとつになっています。

また、前撮り支度の待ち時間は、両家の親御様同士が家族のことについて話をしたり、結婚式のことについて確認できる大切なコミュニケーションの時間になるのです。

ぜひ親御様に前撮りへ参加してもらい、親孝行をしてあげることと、両家のコミュニケーションを設ける場にも活用し、家族関係の絆を深めましょう。

親御様と新郎新婦の役割分担

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もちろん、親御様には頼らず自分たちで決めよう!という自立した姿勢はとても素晴らしいと思います。
しかし、私自身ウェディングプランナーとして働く中で、親御様は新郎新婦よりも結婚式の列席経験も多く、結婚式の知識や最近の傾向などもよくご存知でいらっしゃることに驚かされます。
ただ、すべてに介入してもらう必要はありません。

主な打ち合わせの内容の中で新郎新婦自身が決める項目と親御様と一緒に決める項目について参考例を挙げます。

ポイントは親族に関することは自分たちで悩むより、親御様に聞いた方が早いです。

新郎新婦が決めること

話し合うカップル

  • 挙式や披露宴の進行内容(演出など)
  • ウェルカムボード
  • 会場のフラワーやテーブルのコーディネート
  • 披露宴の席次(会社関係や友人)
  • ブーケ
  • ケーキのデザイン
  • 披露宴のBGM

親御様も一緒に決めること

スーツ姿の男性と話すシニア夫婦

  • 衣裳
  • 招待状の確認(文章の構成やスタイルなど)
  • 料理、引出物
  • 披露宴の席次(親族の配席)
  • 親族送迎バス(出発時間や経由地など)
  • 親族紹介の有無

新郎新婦が仲良く当日を迎えるために心がけること

笑顔で手をつなぐカップル

近年、女性も仕事でキャリアを積み男性と平等に働く時代になりました。

新郎新婦ともに仕事に追われる中、円滑に結婚式の準備をすすめるにはお互いに協力をし合わないと難しいのが現状です。

今後の夫婦生活にひびが入らないよう、仲良く、お互いを尊重し結婚式を創り上げましょう。
そこで、実際に仲良く結婚式の準備をされている新郎新婦に共通する重要な心がけのポイントをいくつか紹介します。

手作りアイテムは2人で協力しよう!

ウェルカムボード

  • ウェルカムボード
  • ペーパーアイテム
  • リボンシャワー

など、こだわりたい手作りアイテム。

こういったもの作りは苦手な男性が多いのではないのでしょうか。

新婦にまかせっきりで一切ノータッチ。その結果、何も手伝ってくれない!とケンカになることがあります。

そうなる前に下記の2つのポイントを心がけてください。

少しでも手伝う

一緒に料理をするカップル

当たり前のことかもしれませんが、できないと言って全くやらないのはNGです。

新婦に少しでも一生懸命やってくれたと思わせることが大事なのです。

結果、下手だったら「不器用でかわいいな」と思います。
中には隠れた才能を発揮し、新婦よりもアイテム作りにはまってしまったという新郎も。
まずは、やってみましょう!
時間の都合上どうしても難しい方は家族に協力してもらったりしながら効率よく手作りアイテムの準備をすすめています。

感謝し褒めること

ありがとうと書いてある紙

新郎に負担をかけさせたくないと、一人で抱え込んで頑張る新婦もいます。

いつしかキャパオーバーになり、結婚式の準備が憂鬱になり、しまいにはマリッジブルーに陥ってしまうことも。

そうなる前に、頑張る新婦に対して「いつも本当にありがとう!」と常に感謝の言葉をかけましょう。
そして新婦さんが作ったアイテムを褒めましょう。
「こんなに上手に作ってくれて驚いた!センスがいいね!教えてほしい!」
など、新婦さんがよし!頑張ろう!を思える励ましの言葉をかけてあげましょう。
「手作りアイテムを頑張って作ってくれたから、他の〇〇は僕にまかせてね!」
など、一緒に頑張ろうという姿勢を大切にしてください。

式場との連絡は代表して新郎が行う

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式場のウェディングプランナーとの連絡は主にメールや電話で行います。

主な連絡内容

  • 打ち合わせ日や書類の提出日の確認
  • 列席者データ(ゲストの管理表)の送信
  • 招待状や席次表のデータの校正確認
  • 質問事項

ウェディングプランナーとのやり取りは新郎が代表して行うことをおすすめします。

これは、質問事項が二重になるのを防ぎます。
また、ヘアメイクやブーケや手作りアイテムのことなど新郎よりも新婦の方が圧倒的に考えることが多いので、スケジュールや提出物の連絡は新郎が代表して行う方が準備も円滑にすすみます。

花の打ち合わせ

色とりどりの花

結婚式に欠かせない「花」は、ブーケをはじめ披露宴会場のフラワーコーディネートや親御様へのプレゼントなどいろんなところで大活躍する必要項目なのです。

しかし、新郎にとってまったくわからないジャンルといってもいいでしょう。

反対に新婦にとってはとても重要視したいところです。
実際の打ち合わせでも新郎新婦の熱の入り方が極端に違うのでケンカが勃発してしまうことも多々あります。
そこで新郎向けに花の打ち合わせを円滑にすすめるポイントを紹介します。

新婦の意見に賛成する

新婦がいいと思うデザインやコーディネートには、賛成することです。

  • 「花の種類にそこまで詳しいとは思わなかったよ!」
  • 「勉強になるよ!」

などセンスや知識を褒めることで、新婦も気持ちよく自分の意見を言うことができます。

一任してしまう

「お母さんと一緒に打ち合わせに行って好きなものに決めておいで」

花は新婦に任せる!という方法は無責任だと思われがちですが、名案です。

お母様にとってもブーケやフラワーコーディネートを娘と一緒に決めれるのは嬉しいことです。
お母様への心配りをしっかり行える新郎は賢いです。
ただ、あとで料金を見てびっくり!ということにならないよう事前に予算について確認をしておく必要があります。

一緒に決める

花やコーディネートのことがよくわからないと不安を抱く新婦も多くいます。
もちろんフラワーコーディネーターがお2人のイメージを聞いて具体的な提案をしますが、
料金も含め、一緒に考えて決めることも大事です。

実際に結婚式を挙げた方はご存知かもしれませんが、花は値段が高いのです。

2人でよく相談し、どのくらいの予算をかけるのか、比重をおくのか、節約するのか、など決めておくことが先決です。
実際に花にかかる主な金額を紹介します。

ブーケ 3万~10万
ロイヤル装花(新郎新婦のテーブル) 4万~10万
贈呈用花束 5千~1万
ゲストテーブル装花 5千~1万
ブーケトス 5千~1万
ケーキ装花 3千~2万

※花の種類やボリュームによって料金は様々です

提出物は早めに仕上げる

書類を書く女性

打ち合わせでは決まらなかったこと、親御様やゲストへの確認が必要なことは宿題となります。

しかし、家に帰り日常に戻ると、すっかり忘れてしまった!なんてことがよくあるのです。
提出物や確認事項の回答が遅れると式場にも迷惑がかかり、発注や手配が当日に間に合わない緊急事態が起こります。
そうならないように心がけるポイントを紹介します。

必ずメモをとる

メモ

メモ帳に書いたり、スマートフォンのアプリをやカレンダーを利用して忘れないようにしましょう。

いつまでに何を決めないといけないのか、期限順に優先順位を決めてお互いに声をかけ合いましょう。

2人でいる時にいっきにすすめる

二人一緒に考えるカップル

お互いに仕事に追われている場合は、会う日を決めていっきに終わらせてしまう方法は効率がいいです。

その日だけは結婚式のことを考える!と決めてしまえば、スイッチの切り替えができるのでダラダラしません。

列席者データや席次表データの入力や手作りアイテムの作成など作業をする際はおすすめです。

なにがなんでも1ヶ月前

カレンダー

結婚式の1ヶ月前にはすべての準備を終える計画を立てましょう。

1ヶ月前からは式に向けての心の準備期間も必要ですし、新婚旅行の打ち合わせや新居への引越しや様々な結婚の手続きなど、実際、結婚は結婚式以外にもやることがたくさんあるのです。

ぜひ、ウェディングプランナーに頼んで1ヶ月前にはすべての打ち合わせを終了する段取りを組んでもらいましょう。

まとめ

いかがでしたか?
ウェディングプランナーとしての私の願いは、これから結婚式を挙げる皆さんが、結婚式を通して、お互いのことを尊敬した!もっと好きになった!結婚してよかった!と思えるような、最高の夫婦生活のスタートをきってほしいです。
お互い初めてことで、お互い知らない分野で、お互い日々忙しいのです。
そのためにウェディングプランナーがいます。

専門家をうまく活用し、そして親御様の協力はもちろん、新郎新婦がパートナーを思いやることを忘れずに計画的に楽しんで結婚式の準備をすすめてください。