ウェディングプランナーの結婚式講座

現役ウェディングプランナーが結婚式のことを紹介するブログです。

ウェディングプランナーが教える結婚式場の選び方のポイント

結婚式場の鐘

どんな結婚式場が自分たちにふさわしいのか・・・。

結婚が決まり式場を選ぶ段階で誰もが直面する問題です。
近年、

  • 教会式
  • 人前式
  • 神前式
  • 結婚式場が推奨するオリジナル挙式

があったりと、

新郎新婦のニーズに合った結婚式を挙げることができる結婚式場が増えています。まずは、ネットのホームページやゼクシーなどの雑誌で検索し、希望の挙式スタイルや好みにあった結婚式場を探しましょう。

そして週末などに行われるウェディングフェアに参加し実際に自分たちの目で確認してください。
現役ウェディングプランナーが式場見学での確認すべきポイントをいくつか紹介します。

まず結婚式場のチャペルや披露宴会場の雰囲気をチェック!

明るい雰囲気を求めるなら全体的にホワイトカラー

ホワイトカラーの結婚式場

外観で多くみられるのは全体的に白に統一された式場です。

結婚=カラーは白!と思う方は多く、白い教会や披露宴会場に憧れる新婦様は多数いらっしゃいます。

また白で統一された会場は

  • ドレス
  • フラワーコーディネート
  • ペーパーアイテム

などと合わせやすいというメリットがあります。

つまり、自分たちの好みを反映させやすいのです。
こういった理由から白を基調とした結婚式場はとても人気があります。

ハイセンス!海外風にしたい方はアンティーク重視

海外風結婚式

みんなと一緒は嫌だ!白なんてありきたりと感じる方におすすめなのは、西洋ゴシック風の邸宅をイメージした式場です。

近年ブライダル業界のインポートブーム(ドレスやウェルカムグッズなど)の影響もあり、それらはヨーロッパ風のアンティークな式場とマッチするためとても人気です。
全体的にブラウンに統一された式場は高級な調度品や絵画が飾られていたりと海外の美術館のような落ちついた雰囲気なので年配のゲストや主賓の方のおもてなしには最適です。

自然に囲まれたナチュラルな雰囲気が好きな方は屋内ガーデンウェディング

ガーデンウェディング

日本には四季があり、ジューンブライドに憧れて6月に結婚式を挙げても梅雨の時期と重なり大雨に!という話もよく聞きます。

最近では全面ガラス張りで自然光が差し込む明るい屋内で、ガーデンの景色を眺めながら挙式や披露宴ができる式場があります。

もちろん屋内なので寒い冬も安心です。
屋内に草木や花、川を作るなどしてガーデンを構えている会場もあるようです。
ナチュラルウェディングをご希望の方は日本の移り変わる季節とゲストの交通面や服装のことなども考え、屋内で楽しめる式場を選ぶことをおすすめします。


その他施設の内容もしっかり見学しましょう。

  • 新郎新婦支度部屋
  • 親族控え室(設けていない会場も多いようです)
  • ゲストの更衣室や着付け室
  • バリアフリーやエレベーターの有無

料理の美味しさをチェック!

披露宴の料理

新郎新婦のためにご祝儀を用意し、かけつけていただくゲストのために料理に比重をおきたいと考えるのは新郎新婦だけでなく、親御様も同じです。

披露宴の満足度=料理の満足度と考えるゲストも実はすごく多いのです。

料理に関しては結婚式場によってスタイルもコース内容も様々です。
そこで結婚式場の料理について参考になるポイントを紹介します。

試食のあるブライダルフェアに参加する

ブライダルフェアでは試食をやっている結婚式場もあります。

実際に披露宴で提供しているお肉が食べられたり、盛り付けのセンスを確認することができます。
無料で試食できる会場がほとんどですのでぜひ、試食フェアに参加してみてください。

オープンキッチンが備わっているかどうか

オープンキッチンが備わっているということは、作り手の手元をお客様に披露できるということ。
つまり料理の美味しさにも自信があると判断して良いでしょう。

オープンキッチンがある披露宴会場では会場全体が料理のいい匂いに包まれ、シェフの仕事ぶりをゲストが間近で見ることができるので、おもてなしのパフォーマンスとしても一役かってくれます。

シェフに話しかけたり、写真を撮ったりと、実際ゲストにもとても喜ばれています。

結婚式場のランチへ行ってみる

平日はレストラン営業をしている結婚式場も多数あります。
リーズナブルな価格で料理の美味しさが確認できます。
リーズナブルな分、食材のグレードや品数はもちろん結婚式のコースとは異なりますので、すべてがわかるわけではありません。

確認のポイントとしては、平日のランチが混んでいたり、舌の肥えたマダム層が多かったり、レストランのネット口コミの評価が高い結婚式場は料理の味にも自信があると言えるでしょう。

ぜひ、気になる結婚式場のレストンへランチに行ってみましょう。

ウェディングプランナーに聞いてみる

披露宴で提供する料理の種類やコースの内容を式場見学の際にウェディングプランナーに聞いてみてください。
シェフ自ら説明をしてくれる式場もあるようです。

料理の種類

人気はフレンチのフルコースです。

結婚式で特別感を出すためにも日本人は普段あまり食べない高級フレンチはいい選択と言えるでしょう。

その他、懐石料理や中華、和洋折衷など幅広く提案している式場もあります。

どんなコースがあるのか

契約をするまではコースの詳しい内容は紹介していない式場がほとんどですが、おおまかなことは教えてくれます。

実際コースのランクが何種類あるのか、品数や価格はいくらぐらいなのかを確認してください。

その中でも人気のコースを聞いておくと参考になります。
他にも自分たちで考えたオリジナルの一皿を作れたり、食材の持込(実家のお米や野菜を振舞いたいなど)が可能かどうかも確認しておくと良いです。

※カスタム式について

自分たちで料理の内容を一皿一皿決定できるカスタム式をとっている結婚式場もあります、
しかし、コース料理は全体の味のバランスがとても大事です。

素人が考えた組み合わせをゲストに召し上がってもらうのは大変危険ですので、シェフの料理説明を聞いて既存のコースの中から決定することをおすすめします。

既存のコースは式場の料理長などが試行錯誤して考えており、味のバランスや食材とソースの相性もばっちりでしょう。
また、大前提ですが、料理をケータリング(外注)していないかは必ず確認しましょう。
シェフの常駐していない結婚式場は料理よりも披露宴の演出や会場の外観をセールスポイントにおいているところが多いです。

スタッフの雰囲気

笑顔で説明をする女性

結婚式を創り上げていく上で最も大事なのは式場のスタッフです。
スタッフが良かったから契約した!という方も多いでしょう。

とくに担当のウェディングプランナーとは半年から1年という長い期間で打ち合わせを重ねていくため、新郎新婦が希望する結婚式を実現させるためにもウェディングプランナーの提案力や経験からのアドバイスはとても重要です。

いろんなスタッフが話しかけてくる

結婚式場には様々な分野のスタッフがいます。

  • ウェディングプランナー
  • カメラマン
  • シェフ
  • サービスマン

など、結婚式はそれらのスタッフが集まりひとつのチームとなって新郎新婦のサポートをするプロジェクトなのです。

笑顔や丁寧な接客など、スタッフの新郎新婦に対する一生懸命な姿勢も決め手になります。

あたたかく歓迎ムードのある式場を選びましょう。

ウェディングプランナーの提案力

新郎新婦の希望を叶えるためには、結婚式のプロによるアドバイスや提案は必須です。

ネットや雑誌で様々な情報を得ることはできますが、地域や招待するゲストによって結婚式の形は異なります。

例えば、結納は地方によっても都道府県によっても贈る品数やその方法も様々です。

だからこそ現場で働くプロにアドバイスを受けることは大切です。

※ウェディングプランナーへの質問内容例

  • 披露宴でゲストを中心に盛り上がれる演出は何がありますか?
  • 最近ゲストに好評だった余興はどんなものがありましたか?
  • 私にはどんなウェディングドレスが似合いますか?

上記のように、実際に具体的な質問をしてみて、ウェディングプランナーの提案力を探ってみるのもひとつの方法です。

実績のある現役のウェディングプランナーなら、すぐに答えてくれるはずです。

見積書の確認

見積書

式場見学でもらえる見積書は式場によって価格や特典も様々です。
見積書をみて、専門用語や初めて聞く言葉にハテナが浮かぶのは当然のことです。

項目別に詳しく説明してもらい、聞いたことはメモするようにしましょう。

そして、他の式場と比べてみましょう。

これはやりたいと思った演出内容は見積書にいれてもらう

スタッフの提案を聞き、キャンドルサービスや即日編集エンドロールDVDやフラワーシャワーなど、これは自分たちに必要だと思った演出内容は見積もりに入れてもらうことをおすすめします。

演出の価格は総額の予算を決める大きなポイントになるからです。
歓談と食事だけの披露宴では、盛り上がりにかけるのも事実です。
予算をできるだけ抑えたい場合は、お金をかけずにできる演出はありませんか?と質問しましょう。
ちょっとしたアイディアや工夫をこらせば低コストでゲストを楽しませることができる演出もたくさんあります。
もちろん、式場を決めた後に打ち合わせで予算を考えながら決定していくスタンスでも良いです。

これ以上増えるものはありますか?

価格重視で選ぶ方、これは必ずするべき質問です。

見積書は最低必要項目で提示する場合が多いです。

例えば、見積書にアルバムが10万円と記載してあった場合、この価格が最低金額のアルバムなのか、また最高金額のアルバムはいくらなのか、その中で人気のアルバムはどれなのかも質問し、メモをするようにしましょう。
その他、ヘアメイクのリハーサル料が入っていなかったり、衣裳代金が入っていないなどはよくあります。
これらは新郎新婦に合わせて決めるものと考えられ、ヘアメイクリハーサルしなくてもいいという新婦もいますので、絶対の項目ではないという判断で見積書には含めないのです。
衣裳についても、3着着るのか、4着着るのかを迷っていて決定していない段階では、絶対の項目ではないという判断になります。
なので「もしも〇〇した場合はいくらかかりますか?」と聞いてみるのもひとつの方法です。

特典内容が自分たちに合っているかを確認する

どの式場も新郎新婦にとってお得になるよう特典を用意しています。

例えば、待合室でのデザートビュッフェをサービスしますという特典や、披露宴会場と親族控え室の利用料が無料、衣裳の3着目が半額など、式場によって様々です。

特典が自分たちにとってメリットなものかどうか、分析してみましょう。
また、選べる特典を用意している式場もあったり、新郎新婦の希望交渉に応じてくれる式場もありますので相談してみましょう。

持ち込みについて

髪の毛をセットされる女性

持ち込みとは結婚式に必要なものを自分で調達し式場へ持ち込んで使用するということです。

例えば、ブーケや招待状を自分で作りたい、近所の酒屋さんの日本酒を引出物に入れたいなどです。

持ち込みをしたい場合は契約をする前に可能かどうかの確認が必要です。可能な場合でも持ち込み料が発生することもあります。

また、持ち込みが不可な場合にはその理由も聞いてください。
結婚式を創る上で式場側もチーム連携で動いている分、大切にしたいことなどがあるのです。

例えば、いつも通っている美容室の信頼をおいた美容師に結婚式でヘアメイクや着付けをお願いしたいと希望される新婦様は結構いらっしゃいます。

ですが、美容師の持ち込みをお断りしている式場は多いと思います。

なぜなら、結婚式は時間と完成度の戦いでもあるからです。
ゲストと一緒にいる時間を多くとってもらい、お色直しの時間は短くしたいのは当然の考えです。
美容師に求められるスキルは少ない時間でいかに綺麗に新郎新婦を仕上げるかなのです。
そのために式場は何年もかけて式場専門の美容師とチームワークを築き上げています。
1日2日会っただけの持ち込みの美容師さんとは、連携を取りずらいということもあるでしょう。
また、万が一ハプニングが起こった時にも結婚式を多く経験している、かつその式場のシステムを熟知した美容師の方がスマートに対応できるというメリットもあります。

持ち込みが不可な場合は理由を聞いて納得した上で契約をすることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?
一生に一度の大切な結婚式は誰だって失敗したくありませんし、後悔したくもありません。

そのためにも、まずは自分たちのニーズに合った結婚式場を選ぶことが大切です。

安易に見積もりが安いからといって式場を決定してしまうと、打ち合わせの際に聞いてなかった!ともめる原因にもなります。
実際にはわからないことが多すぎてどうしたらいいかがわからない方もたくさんいると思います。
まずは、気になる結婚式場のウェディングフェアに参加して、プロのスタッフに相談してください。
話を聞いてみると、自分たちはよかれと思っていたことが、ゲストにとってはありがた迷惑になることがあったり、
プロがこれは取り入れるべきだと考える提案もたくさん知ることができます。
ぜひ、参考にしてみてください。